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大塚・地酒やもっとさん「初!」のお酒の会 with 三千櫻!~無事に終了~

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大塚の地にて平成25年5月17日にOPENしたばかりの地酒やもっとさん。


ご近所さんということも、もちろんではありますが、

ご縁あって地酒屋こだまとも仲良くさせていただいております。

OPENの準備期間中、「このお酒だけはどうしても扱いたい」と

店主の水永さんが熱く語る中にこのお酒はありました。


それが、この、三千櫻。


みちざくら、と読みます。

岐阜県の南東部、長野県境にある中津川で造られる地酒です。

庄屋の4代目だった山田三千介さんが明治10年に酒造業を始めました。


  地元の米と山の水、そしてこの地の風土に合い、

  地元の人が誇りを持って土産に持っていけるような、

  そんな酒を造りたいと努力しています。(三千櫻HPより)


三千櫻の素晴らしさは一言では語れません。

風土に合う米や伝統酵母を大切に、あくまで食中酒を目指している点や

米をいくら削ろうと全て「純米」として販売する潔さ(商売下手さ?笑)等々。


  酒造業も基本的には農業者であるという考えに立ち、

  米も極力農薬をつかわず育てた自家栽培のものと地元の米を使い、

  仕込水も自社の山から湧き出る清水を使用しています。

  水を守るため、木を切らず、植林をせず、

  総天然林として水源の山を維持しています。(三千櫻HPより)


今回は三千櫻の真髄と、地酒やもっとの全力が、絡み合います。

地酒やもっと初のお酒の会ということで気合いが入っております。

お酒を愛する気持ちいっぱいの会を、めいっぱいお楽しみください。



地酒屋こだま TAKE’s ROOM


ということで、始まり始まり~~~♪



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前菜三点、

松茸の茶碗蒸し~冬瓜のすり流し/蟹と蕪、菊花の酢の物/柿と銀杏の白和え

のっけからお見事な旬の盛り込み、あちこちから歓声が上がっていました。



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酒粕と鶏白レバーのパテ~岐阜美濃特産柿ジャム添え~

もっとさん定番の「鶏白レバーパテ」を岐阜色にアレンジ。お酒が進みます。



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有機野菜のバーニャカウダ

これももっとさん定番の人気メニュー。アツアツの濃厚ソースに新鮮野菜がたまりません。



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スキンヘッドがトレードマーク(?)の山田社長。

今回は造りに入る前の最後のお酒の会になると思われますが、

相変わらずの飄々&軽妙なノリでお客さまとお話をしてくださいました。



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熊本馬刺し~霜降りとコウネ(たてがみ)~、そして真鯛と秋刀魚のお刺身

この馬刺し、実はもっとの水永店長の故郷、熊本より直送のめちゃめちゃ新鮮な馬刺しなんです。霜降りがとにかく柔らかい!コウネも甘い!普段の営業でもかなりお安く提供していますので、もっとに行ったら是非試してみてください。真鯛も秋刀魚も新鮮でまたまたお酒が進みます(笑)



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秋鮭の吟醸味噌焼き~栗の素揚げ添え~

旬の秋鮭を吟醸酒粕を混ぜた味噌に漬け込んだ一品に栗の旨味をシンプルに生かした素揚げが秋を感じさせます・・・・・なんですが、実は食べ損ねました(苦笑)



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子持ち鮎と こも豆腐の揚げ出し

鮎は卵がいっぱい!で少々の罪悪感(笑)と共に美味しくいただきましたがはらわたの苦みと相まって実に美味しいものですね。こも豆腐とは岐阜の伝統料理で、豆腐を一度茹でて「す」を入れることでダシが絡まりやすくした豆腐なんだそうです。



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今回は32名というそれなりの人数の募集にも関わらず、おかげさまで早いうちから満席になり盛況だったのですが、山田社長と和枝さんが細かくテーブルを回りお話をしてくださっていたので「遠さ」は感じさせない会にできたのではないかと思います。山田さん、和枝さん、お疲れさまでした。



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しょっつるピクルス

面白いアイディアです・・・酸っぱい中にしょっつる独特の風味が生きていて旨い。

料理が続く中での箸休めにもぴったりでした。



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飛騨旨豚のしゃぶしゃぶ~笹打ち葱、水菜、柚子胡椒と~

これが(個人的に)絶品でした!豚肉の美味しさはもちろんなんですが、この大量に入れる葱!この葱がもうたまら~~~ん!!!(興奮w)飛騨旨豚の柔らかさと相まって葱の甘味が最高でした。



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そして〆には、岐阜海津市特産の米麺(べーめん)

お米で作った麺でかなりしっかりした腰と旨味がありました。



そしてそして、今日を楽しませてくれたお酒たち。


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 1.地酒

 2.さくらにごり 愛山

 3.袋吊り 生原酒 五百万石

 4.袋吊り 生原酒 愛山

 5.袋吊り 生原酒 渡船

 6.純米-R

 7.火入れ 五百万石

 8.火入れ 愛山(ひやおろし)

 9.火入れ 渡船(ひやおろし)

10.ひとごこち 生酒

11.袋吊り 生原酒 愛山 こだま一年熟成(23BY)

12.火入れ 渡船(ひやおろし) こだま一年熟成(23BY)


今回は蔵に残っていた最後の「さくらにごり 愛山」(火入れなのに発泡が強くて苦戦しました!苦笑)や、僕が店で寝かせていた袋吊りの愛山と渡船のひやおろしを特別に出させていただき、いろいろなパターンで飲み比べもしていただきました。お米による違い、生と火入れの違い、冷やとお燗の違い、年によっての違いなどなど・・・・・楽しんでいただけたなら幸いです。



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最後の和枝さんの挨拶にも大喝采!

少年のような山田社長を陰で支えている和枝さん、みんなに愛されてます。



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もっとのホール担当、大ちゃんスマイルも炸裂!

大ちゃんの笑顔は人を幸せにするね。




地酒やもっとが初めてのお客さまも、三千櫻が初めてのお客さまもいらっしゃったと思います。

こうして新しい出逢いがあり、今まで以上に「お酒の楽しみ」が広がってくれたら嬉しいのです。

いつも、おかげさまだなぁ、って思います。



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水永店長、けーたろーさん、大ちゃん、本当にお疲れさまでした!

そして山田社長、和枝さん、本当にありがとうございました!



あ、そうだ。

地酒やもっとさん行ったら奥の席がある壁にご注目。

山田さんのサインも含めていろんな蔵元のサインが飾ってあります♪




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