先日、3月10日に茨城県水戸市の明利酒類に出掛けて参りました。
菊池譲、というこのオトコ。
出逢う前からその酒質とキャラに興味津々でしたが、3年くらい前にこだまで初めて逢って妙に意気投合、というか初めて逢った感じがせず(笑)、そこから付き合いがスタートし、今期28BYにこちらの蔵へ移籍するのを待って、晴れて今回の取引開始となりました。
しかしまぁ、なんで毎回こんなに飲んじゃうの?って不思議になるほど二人だと飲んじゃいまして、今回も生ビールで乾杯後、四合瓶ボトル2本+大徳利のお燗(けっこう入ってた気がするんだけどなぁ・・・)を3本?4本?って記憶が曖昧(笑)
ちなみに上の写真は帰り際なのですがそんなには酔ってないように見えなくもない?(笑)まぁ、話の内容は危ない話が多すぎてここには書けません・・・w
明利酒類は日本酒以外にもいろいろな酒類を製造する総合メーカーで、業界内では10号酵母とM310酵母発祥の蔵としてたいへん有名ですが、酒質は・・・というと(あえてハッキリ書きますが)凡庸であり、その良さが前に出てこない部分がありました。そこに危機感を感じた加藤社長の求めに応じ、南部杜氏組合(協会)を介しての入蔵となったようです。
菊池杜氏といえば以前在籍していた神奈川の蔵での酒質が実に印象的でファンも多いと思いますが、当時メインだった7号酵母から10号酵母へシフトし、その可能性を追求した酒造りに挑戦していきます。
その一発目となる「水府自慢・純米大吟醸 火入れ原酒」が本日より発売の予定です。14度という低アルコールで仕上げた、実に菊池杜氏らしい、かつ10号酵母の魅力と可能性にあらためて衝撃を受けるであろう、素晴らしい酒質に仕上がっています。銘柄とラベルは既存のもので「とりあえず」なので、今後はこの「10号」というものに特化したものに変更していく予定です。
これから、めちゃめちゃ楽しいお酒をお届けできると思いますのでどうぞご期待ください。