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Channel: 地酒屋こだま TAKE’s ROOM
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廣戸川の松崎杜氏と呑んだ夜

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楽しい夜でした。


地酒屋こだま TAKE’s ROOM


おおいに呑み、おおいに笑い、おおいに語りました。



福島県岩瀬郡天栄村という、田んぼと遠い山々に囲まれためちゃめちゃ広くてのどかで豊かな村で廣戸川(広戸川)を醸す松崎酒造の跡取り松崎祐行くん、通称松っちゃん。その朴訥とした語り口調とほんわかしたオーラから多くの人は柔らかな印象を受けるはずです。縁あって彼と知り合ったのは3年ほど前でしたが、酒質がぐっと進化した昨年度23BYより取り扱いをさせていただくようになりました。僕が「進化した」と感じたその酒が、前杜氏に代わって松っちゃんが初めて杜氏を務めた酒だったわけです。


東京で廣戸川を初めて本格的に扱い始めた酒屋がたまたま地酒屋こだまだったというたいへん光栄な事態なのですが、今から思えばやはり縁だったと実感しています。しかも凄いタイミングだったな、と。松っちゃんが今とは比較にならないくらいもがいていた酒の頃から彼を知っていることは自分でも強いのです。何故いまこの酒質なのか、何故松っちゃんが今こう考えるのか、・・・・・紆余曲折を身体で感じているからこそ「近い感覚」でアドバイスや共感ができるように思えるのです。



今までの廣戸川。


これからの廣戸川。


遠い未来の廣戸川。


こだまの想う廣戸川。


松っちゃんの廣戸川。



抱えていたたくさんの想いが咲き乱れた数時間でした。

ハッと気づけば深夜12時を回っていてびっくりしました。

それくらい、二人にとっては濃い時間だったような気がします。



地酒屋こだま TAKE’s ROOM


5月にOPENしたばかりの大塚・地酒やもっとの店長、水永さんを囲んで。

彼らもまた、若い力で大塚をもっと(もっとだけに?笑)楽しくしてくれています。

なんだかねぇ、どんどん繋がっていっている気がしてならないのですよ。


そんな松っちゃん、今期(25BY)はおそらく10月下旬くらいから仕込みに入る予定となりそうです。・・・・・なので、10月上旬くらいにもう一度、松っちゃんを囲んで酒の会を開催したいと思っています。ほんわかした松っちゃんだけでなく、芯の強い彼の本質を描き切る会にしたいと思います。まだまだ日程も会場も何もかもが未定ですが、たぶんやります。


松っちゃんはじめ、福島の蔵、もっと言えば全国の蔵で若い力が頑張っています。こうして地酒屋をやっているとそのご縁をたくさん頂戴するようになり、たくさんのお酒に惚れ直している毎日です。もともと惚れっぽいので感情に任せていると冷蔵庫と敷地がいくらあっても足りません(笑)


でも、幸せです。


大好きな松っちゃんの造る廣戸川、これからもよろしくお願いします。



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